Office Professional 2016含まれるアプリケーション: Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook、Publisher、Access,詳情が見える:www.salesoftjp.com
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米海軍は、「Windows XP」のサポート終了までに同OSから移行できなかったコンピュータのセキュリティ確保を目的として、少なくとも900万ドルをMicrosoftに支払うことで合意した。
Microsoftは今回の合意により最長で3年間、Windows XPと「Office 2003」「Exchange Server 2003」「Windows Server 2003」向けの重大と位置付けられるホットフィックスやソフトウェアパッチを提供することになる。
米海軍はWindows XPからの移行を進めているがOffice2010 ダウンロード版、同OSを必要とする数多くの「レガシーアプリケーション」がまだ数多く運用され続けている。
Microsoftは2014年4月にWindows XPとOffice 2003、Exchange Server 2003のサポートを終了し、その数カ月後にWindows Server 2003のサポートも終了している。
米海軍によると今回締結した契約は2016年7月まで有効だという。しかし、必要であれば2017年6月まで取り組みを継続できるという条項が設けられており、そうした事態が発生した場合の費用は3100万ドル弱となる。これにより、該当システムのサポートに関するMicrosoftとの今回の契約は延長されることになる。
米海軍宇宙海戦システム司令部(SPAWAR)の広報担当者Steven A. Davis氏は次のように述べている。「Windows XPとOffice 2003、Exchange Server 2003、Windows Server 2003に対するMicrosoftの『Premier Support』および『Custom Support』により、海上および陸上にあるほとんどすべてのネットワークやワークステーションが恩恵を受ける」
情報筋らによると、MicrosoftはPC向け「Windows 10」のRTM(製造工程向けリリース)のマイルストーンに到達したという。
Microsoftは米国時間7月15日、Windows Insiderに参加するFast Ring(高速リング)とSlow Ring(低速リング)のテスターらに「Build 10240」をリリースした。このBuild 10240こそがRTM版だと、情報筋らは述べている(これはThe Vergeが入手した情報とも一致する)。
Windows Insider Programを統括するGabe Aul氏はブログの中で、このビルドをRTM版であるともRTM版候補であるとも述べていないし、逆にRTMでないとも書いていない。Windows Insider参加者らによると、同ビルドは「TH1」と名付けられているらしいが、これは「Threshold 1」を略したものではないかと、筆者は考えている(「Threshold」はWindows 10の開発コード名だった)。
これはRTM版なのかとMicrosoftに尋ねたところ、広報担当者から次のような回答が返ってきた。
「このビルドはWindows 10の最新ビルドであり、われわれは、リリースとその後に向けて、Windows 10のコードを更新し続ける予定である。われわれは、『Windows』の新しい提供方法を採用している」
Microsoftは先週、Windows InsiderのFast Ringのテスターを対象に、Windows 10のプレビュー版である「Build 10166」をリリースした。Microsoft関係者らは今週に入り、Windows Insider参加者らに対して、RTM版を準備するためにWindows 10のプレビュービルドの提供を一時停止すると述べていた。
Microsoftの次のステップは、RTM(製造工程向けリリース)版のコードを同社のハードウェアおよび小売パートナーに公開することだ。
同社は、RTM版「Windows 10」のコードを米国時間7月29日から公開し始める。最初の対象者は、「Windows Insider」プログラムに参加するテスターたちだ。29日以降は、Windows 10の無償アップデートを予約している他のユーザーにRTM版を提供していく。Windows 10へのアップデートが可能なのは、「Windows 7」「Windows 8」「Windows 8.1」の正規版を使用している一般ユーザーだ。2015年7月29日から2016年7月29日までの1年間は、無料でアップデートできる。
筆者が聞いた話では、Microsoft内部にはRTMを正式に発表する予定はないとのことだった。Windowsが絶えずアップデートされるサービスとなった状況では、RTMという名称にさほど意味はないからだ。
Mozillaの最高経営責任者(CEO)であるChris Beard氏が、「Windows 10」における既定プログラムの扱いに関して「MicrosoftのCEOへの公開書簡」をブログに投稿した。同氏は、「インプレース」アップグレードを行うとMicrosoftの「Edge」が既定のブラウザになることを理由として、「ユーザーの選択を奪うWindows 10へのアップグレード体験」について不満を述べている。
「われわれはこの問題について話し合おうと、貴社のチームに働きかけた。残念なことに、それは何の有意義な発展にもつながらなかったため、このような書簡の公開に至った」と、Beard氏は書いている。
Mozillaも承知しているように、Windows 10のユーザーは既定のプログラムを何でも自分の望むものに変更できる。だがBeard氏は、それが「いまや2倍以上のマウスクリック回数を必要」とし「複雑でナビゲートしにくく、迷子になりやすい」ことに苦言を呈している。
この書簡で同氏は「Microsoftが進歩とは逆の方向へ、これほど大きく踏み出したことに深く失望している」と述べ、独占禁止法違反で提訴する可能性を微かに匂わせている。Microsoftは、Mozillaの前身であるNetscapeが中心となって起こした独占禁止法違反の大きな裁判で敗訴し、10年近くにわたって米司法当局の厳重な監視下に置かれたことがある。そして米国での訴訟に続いてヨーロッパでも提訴された結果、ユーザーに既定のブラウザを選ばせる「バロットスクリーン(ブラウザ選択画面)」が課されることになった。
Microsoftは、米国時間5月20日付けのブログ投稿で、Windows 10では既定のプログラムの設定プロセスを変更するという計画を明らかにしていた。
Microsoftの「Firefox」への攻撃とも思えるこの変更は、実際にはすべての既定のプログラムに適用される。Microsoftは、ユーザーが既定のプログラムの変更を促すメッセージの嵐に襲われるのを防ぎ、従来のプログラムを「Windows Store」アプリと同様に動作させるためにこのような変更を行ったとしている。同社によると、ロックダウンされサンドボックス化されたWindows Storeアプリについては、「既定の変更を促すメッセージが出ることはない」という。
Torというシステムは、ユーザーの使用するクライアントソフトウェアとリレーサーバ群によって成り立っており、ボランティアによってメンテナンスされている。またリレーサーバは、その役割によってMiddle Relay(中間リレー)とBridge Relay(ブリッジリレー)、Exit Relay(出口リレー)の3種類に分類される。
以下の図は、その全体像をまとめたものだ。まず、Aliceのコンピュータ上にインストールされたTorクライアントが、ディレクトリサーバとして稼働しているDaveのコンピュータからリレーサーバの一覧を取得する。次に、Aliceのコンピュータ上にインストールされたTorクライアントは、接続先となるBobのサーバに至るまでのランダムな経路を選択する。このようにして、発信元に関する具体的な情報(AliceのコンピュータのIPアドレスなど)が特定しづらくなるわけだ(なお、図中にある緑の矢印はトラフィックが暗号化されていることを表し、赤の点線で描かれた矢印はトラフィックが暗号化されていないことを表している)。
図Aにおいて、青い実線で囲まれているサーバが出口リレーだ。赤い点線は、AliceのトラフィックがTorの出口リレーから出た後、公衆インターネット網経由でBobのサーバに到達することを示している。この点線を通るデジタルなトラフィック(電子メールやウェブ閲覧、インスタントメッセージ等)はすべて、暗号化されていないテキストデータとなっている。つまり、Aliceのコンピュータ上にインストールされたTorクライアントにデータを引き渡す前に、そのデータを暗号化しておかない限り、出口リレーを管理している個人(ボランティア)や、公衆インターネット網の経路(赤い点線)上にいる不心得者は、トラフィックの捕捉や盗聴が可能というわけだ。
ここで、Torの中継ネットワークを通過するデジタルなトラフィックがセキュアではない点を改めて指摘しておきたい。Torによって匿名性は実現できるかもしれないが、セキュアな経路がもたらされるわけではないのだ。
「Edge」ブラウザでは、タブのプレビューバー機能が加わり、ユーザーはページを離れることなく開いているタブ全ての視覚的なプレビューを見ることができるようになった。複数のタブをまとめて置いておく機能も新たに加わった。また、タスクバーアイコンから直接Edgeの新しいウインドウを開くことも可能になった。
Microsoftが以前から述べていた通り、このテストビルドより、ユーザーが明示的に許可しない限り、信頼できない「Flash」コンテンツはデフォルトでブロックされるようになった。Edgeはまた、新しい「Payment Request API」をプレビューとしてサポートしており、ブラウザ内での決済が容易になる。
また、「Start」メニューにあるタイルを他のタイルにドラッグ&ドロップすることでStartタイルをグループ化できるようになった。共有オプションも強化されており、ユーザーが使用中のアプリ内から共有できるオプションが拡張されている。
スクリーンの一部をキャプチャしてクリップボードにコピーしてペーストすることも可能になった。「OneNote 2016」のスクリーンショット機能と同様のもので、「Win」+「Shift」+「S」のキーで実行できる。
デスクトップでの高DPIのサポートも改善されている。一部のデスクトップアプリではデフォルトですぐに改善によるメリットを享受できるが、他のアプリで有効にすることも可能だ。「Universal Windows Platform」に対応したアプリがリサイズをスムーズに行うための改善も図られている。
ネットワーク関連では、ネットワークフライアウトの変更によりVPNアクセスが簡素化された。イーサネットLAN接続では、従量課金接続の設定オプションが新たに加わっている。
さらに、「Windows Ink」関連のオプションも拡大している。また、Cortanaのアプリ専用コマンドを容易に見つけられるような機能の調整も加えられている。このテストビルドより、Cortanaをリスニングモードで起動させるキーボードショートカットが「Win」+「C」に変更されている(このショートカットはデフォルトではオフになっている)。
ビルドインの「Windows Defender」もアップデートされた。一般的なバグ修正に加えて、スキャンの新オプションが加わり、ファミリー向けのオプションも強化された。
Insiderテストビルドでは、ブルースクリーン(BSOD:Blue Screen of Death)がグリーンスクリーン(GSOD:Green Screen of Death)に変更されている。リリース後のWindows 10の各バージョンでは、BSODのままとなる。
Microsoftの1月9日のブログでは、ほかの新機能や変更点、既知の問題についても書かれており、インストール前に一読することをお勧めする。Microsoftは来週、Windows Insiders向けにBuild 15002のインストールメディア(ISO)を提供する予定とのことだ。
Windows 10 Creators Updateは2017年春に公開の予定だ。当初は3月だったが、4月に延期になったとも報じられている。